工事名：令和2年度[第32-D6860-01号](国)473号橋梁改築工事(2号橋下部工)

発注者：静岡県島田土木事務所

工　期：令和2年9月18日～令和3年6月30日

工事担当：安保大樹コメント

本工事は静岡県にて国道1号菊川ICを起点とし、富士山静岡空港のアクセス道路に接続する国道473号線倉沢ICまでの延長3.3㎞を整備する事業のうち、2号橋と呼ばれる橋梁部の橋台(A1橋台とA2橋台)を構築する工事です。他工事ですでに設置された仮設構台を使用して深礎杭及び下部工橋台を構築しました。

当工事で最も重要な要点は、橋台を支える深礎杭の施工にありました。深礎基礎の掘削では、設計時に想定した地質条件と同様であるかを地山とボーリングデータを比較して地層構成や地層傾斜を確認する必要があり、掘削が所定の深度に達した際には設計で考慮した支持層に到達していることを地質調査技師を招き目視により確認しました。掘削中は1m毎に地質を確認し、適正な施工の根拠として記録しました。　　　　　　

今回工事では、工期内に工事を終了し、高品質な見栄えの良い構造物を構築することができ、発注者より高評価をいただきました。

今後も地図に残る仕事に従事し、今回の経験を活かしたいです。今回は道路に関する工事に携わることが主でしたが道路工事以外の分野にも挑戦したいと思います。

最後に工事が無事故で無事に竣工できたことは、地元住民の方々、協力業者様をはじめ工事関係者の皆様方の御協力があったからこそと思います。

御協力ありがとうございました。