工事名：令和2年度［第32－S1006－01号］大井川支川神座中沢砂防工事（副堤工）

発注者：静岡県島田土木事務所

工　期：令和2年9月30日～令和3年6月21日

工事担当：望月勝王

本工事は、神座地区を土石流の災害から守るためのえん堤工事です。堤頂長80mの本堤工と堤頂長60mの副堤工から構成された全体量4,500ｍ3のコンクリート構造物になります。工事着手から4年目の工事で周辺農道等の現況復旧を含めた最終工事になりました。

施工は景観を留意した残存型枠をしようした施工方法にて行われました。作業用の仮設足場を使用しない工法のため、転落防止の安全対策に十分な配慮を行い作業を進めました。

また、工事用道路として使用している道路は、狭く急峻で農道として使用されている道路のため地元住民に迷惑が掛からないよう工事広報による伝達、交通誘導員配置等の配慮を行い工事が無事竣工となりました。

全景写真にてみれるよう景観も良い仕上がりになりました。

今回の工事では、現場周辺が農地という環境条件下では地元住民の皆様によるご協力がいかに多大で必要不可欠であったか身をもって感じました。この場をもって感謝いたします。

今後何処の現場においても、日頃の挨拶や丁寧な説明など普段の接し方が大切だと思いますので、これからも『まず、あいさつ』を大切にしていきたいと思います。